授業内容
本授業は、諸君がこれからIT業界で活躍する上で必須となる「DX」をテーマに、「社会人として社会課題を解決する」とはどういうことかを実践的に学ぶ場である。「主軸レポート」で戦略的視点を、「補足教科書」で基礎知識を学びながら、最終的には自らの手で社会課題解決の企画を立案する。これは、技術者としての専門性を、社会を動かす力へと転換するための「入門」授業である。
本授業の目的は、単にDXの知識を学ぶことではない。ITの専門知識を持つ諸君が、それを社会でどう活かすべきかを知り、「社会課題を自らの技術で解決する社会人」となるための心構えと実践的思考法を身につけることにある。
本授業は、諸君がこれからIT業界で活躍する上で必須となる「DX」をテーマに、「社会人として社会課題を解決する」とはどういうことかを実践的に学ぶ場である。「主軸レポート」で戦略的視点を、「補足教科書」で基礎知識を学びながら、最終的には自らの手で社会課題解決の企画を立案する。これは、技術者としての専門性を、社会を動かす力へと転換するための「入門」授業である。
| 回 | テーマ | 内容 | 主軸レポート | 補足教科書 |
|---|---|---|---|---|
| 【第1部:DXの本質と戦略的必要性】 | ||||
| 第1回 | DXの本質と定義 | なぜDXを学ぶのか? DXの起源と社会変革の歴史、「IT化」との違いを理解し、学ぶ意義を確立する。 | 第1章 | 第1章前半 |
| 第2回 | 日本がDXを迫られる背景①:「2025年の崖」 | レガシーシステム、人材不足など、我々がこれから向き合う社会の構造的課題を直視する。 | 第2.1節 | 第2章 |
| 第3回 | 日本がDXを迫られる背景②: 政策と市場の変化 | 国の動き( Society 5.0)、そして消費者の行動変化が、我々の仕事にどう影響するかを学ぶ。 | 第2.2, 2.3節 | 第2章 |
| 【第2部:DX推進の戦略と技術】 | ||||
| 第4回 | DX推進の要: リーダーシップとビジョン | 「DXごっこ」に陥らず、変革を成し遂げるリーダーに必要なビジョン策定の要点を学ぶ。 | 第3.1節 | 第1章後半 |
| 第5回 | 変革の土台:組織文化とDX人材戦略 | 経営資源の変化(モノ→コト)を理解し、変化に対応できる組織と、そこで価値を生む人材像を探る。 | 第3.2, 3.3節 | 第1章,第7章 |
| 第6回 | DXを駆動するコア技術スタック | Al、IoT等の技術が、人間の能力をどう拡張し、社会にどのような価値をもたらすかを体系的に学ぶ。 | 第4章 | 第3章 |
| 第7回 | 中間課題:DX事例分析と改善提案 | 成功と失敗の事例から、当事者として「自分ならどうするか」を思考し、社会人としての視座を養う。 | ||
| 【第3部:DXの実践と未来展望】 | ||||
| 第8回 | 産業構造の破壊と再編:デジタルディスラプション | なぜ新しいサービスが既存の産業を破壊するのか、そのメカニズムを学び、未来を予測する力をつける。 | 第5.1節 | 第4章 |
| 第9回 | 競争優位の源泉:データドリブンと顧客体験(CX) | データに基づき高速で改善を繰り返す「超高速PDCA」の概念を学び、顧客価値向上の核心に迫る。 | 第4.2, 5.2節 | 第1章,第6章 |
| 第10回 | 【専門領域】産業別DXケーススタディ | 製造、小売、金融等の事例から、自らの専門性(セキュリティ/AI)が社会でどう貢献できるかを具体化する。 | 第5.3節 | 第5章 |
| 第11回 | DXの未来展望: 次なる変革の波 | メタバース、GX、Web3.0など、我々がこれから創造していく未来の社会像を構想する。 | 第6章 | 第8章 |
| 第12回 | 最終課題プロジェクトワーク 1 | 【Work①】あなたが解決したい社会課題の定義と深掘り。 | ||
| 第13回 | 最終課題プロジェクトワーク 2 | 【Work②】 デジタル技術を用いたソリューションの具体化。デザイン思考や各種フレームワークを活用。 | 第6章 | |
| 第14回 | 最終課題プロジェクトワーク 3 | 【Work①②】の統合とDX企画書への落とし込み。 | 第8章 | |
| 第15回 | 最終課題発表会および総括 | チームによるDX戦略提案、全体講評。未来を担う人材として持つべき3つのスキルの確認。 | ||